コンセプトのひとことアドバイス

指先でスケッチできるくらい簡単に実現できるデザインはあったでしょうか。

人間はここ30年以上技術を活用してきましたが、掘り下げると、人類は何世紀にもわたって未来をデザインしてきたと言えます。

何かを描こうとするとき、人は砂に指や足のつま先、枝などで絵を描きます。そして、それを操作しようとして触ったりいじったりします。これが、私たちが好んで用いられるジェスチャーで、私たちはそれを本能で知っています。

また、会話もみてみましょう。私たちは、デザイナーが最終的にUIをどう感じるだろうかを常に自問し、利用者のフィードバックを「スマート」なデザインのアプリに組み込む努力をしています。クールなモバイル技術(iPadやiPhone)を取り入れ、計算に基づく操作エンジンをコード化し、最も基本的な人間のジェスチャーを適用して、デザインが真に楽しめるように開発を進めてきました。

私たちは優れたデザインは、優れた夢から生まれると考えます。だから煩雑で大変なデスクワークにとらわれずに自由に創作できるべきと考えました。

コンセプトのデザインUIと毎日のクリエイティブなワークフローに関して最もよく尋ねられる10の質問と回答をご用意しました。デザインをあなたの手で再び楽しめるように、お役立てください。

1. 私の場合、直線が必要になる技術的な設計が多いのですが、コンセプトは使えるでしょうか。

もちろんです。しかもとても簡単です。デザイナーの方のようですので、直線に絞って回答させていただきます。ラインスムージングのスライダーがありますので、ドラッグするだけで、0%(曲がった状態)から100%(直線)まで線を整えることができます。この処理は描画の前にも後にも(線を選択)適用できます。

コツ:ツールバーから1つのペンを100%に設定し、もう1つのペンを20%以下にすると、2つを素早く切り替え、望みどおりの直線と曲線が描けるようになります。

2. ブラシの大きさはどのように設定しますか?

さらに役立つスライダーがもう1つあります。線の太さを調節するスライダーを使って、描画の前にも後にも線の幅が決められます。正確な幅を設定するには、スライダーを長押しして、幅を入力してください。

3. 不透明度はどのように設定するのですか?

ストロークそれぞれに透明度を設定できます。描画の前でも後でも、不透明度のスライダーで不透明度が設定できます。15%で少し不透明な状態、100%で完全に不透明になります。

4. ストロークはどのようにコピーしたらいいですか?

コンセプトなら1度やったことはコピーを作れるので、何度も同じ作業を繰り返す必要がありません。しかも反転も簡単にできてしまいます。手早くコピーするには、選択のポップアップ画面で複製ボタンを押します(シンプルな直線に最適)。また、ツールバーの上下反転または左右反転ボタンを押すと、向きが逆になります。

5. 形の塗りつぶし方を教えてください。

塗りつぶしツールは開発中ですが、塗りつぶしストロークツールには、思いもよらない表現機能があります。塗りつぶしストロークで形を描画すると、描きながら領域が塗りつぶされます。変な形でも複雑な形でも、ポジティブスペースを塗りつぶし、重なった部分やネガティブスペースは塗りつぶしません。形の端がつながっていない場合は、塗りつぶしストロークが直線でつなげてくれます。

アドバイス:ペンツールで形を描画したものを選択し、ツールを塗りつぶしストロークに変えると、なんと塗りつぶしができてしまいました!ペンのストロークを維持したまま塗りつぶしたい場合も、ストロークを選択、複製し、複製したものを塗りつぶしストロークに変更します。

アドバイス:塗りつぶしストロークツールと一緒に形状ガイドを使うと、正確で均一な塗りつぶしができます。

6. 作成したデッサンを選択し、拡大する場合、ストロークが同じ比率で大きくなりません。デッサンどおりに維持するにはどうしたらいいですか?

スケッチに使うツールの設定によって、線は異なる比率で拡大される可能性があります。これにより、描画を最大限にコントロールでき、技術的な細部には役立ちますが、大規模な変更には注意が必要です。選択のポップアップ画面でストレッチ、スケール、静止を切り替えるボタンを作成しましたので、描画プロセスのどの段階でも選択対象に適用できます。

ストレッチ、スケール、静止は、文字通りの作用があります。ストレッチは線を伸ばしますが、ブラシのサイズは変わりません。スケールは選択対象を同じ比率で拡大させます。静止は何もせず、何も変わりません。

アドバイス:1つの描画で、サイズに対応して活用できる消しゴムなど、複数の種類のツールを使う場合は、スケールを使うと同じ比率で拡大縮小ができます。

7. 消しゴムストロークを選択できるのはなぜですか?描いたものを消すだけではないのですか?

ベクタ画像は単にインクで紙に描くというのではなく、インクで描かれたもの、つまりインクとその背後にある動きのことです。ストロークのインクを消すことはできません。またストロークは手足がない状態で利用できません。

この「傷」に対する適切な手当としてスライスツールを準備中ですが、拡大縮小、変更ができるクリアな線(ラスタ画像ではなくベクタ画像の利点)で作業したい場合は、不要な部分を見えないようにするために、ストロークをもう一度描くか、隠すかがベストな方法となります。消しゴムはストロークの各部分を隠すことができるマスキングツールです。消したストロークもベクタ画像ですので、拡大縮小が可能です。

アドバイス:消しゴムで消せるのは、描画したレイヤーの中のみなので、消えていないと思われる場合は、違うレイヤーで作業している可能性があります。プロのユーザーは、ひとつずつ確実に作業するため、その都度各レイヤーをマスキングすることを勧めています。

アドバイス:消しゴムストロークの不透明度を調整すると、対象となるデッサンの一部が透明にできます。

8. レイヤーはどのように使うのですか?

作成したスケッチの構成要素を変更したり再配置したい場合は、ピースを別々に維持していくと便利です。レイヤーの役割はそこにあります。1つのレイヤーで描画し、別のレイヤーを追加したら、最初のレイヤーの描画を独立させたまま、その上に描画することができます。

レイヤー構造はいたってシンプル。再配置するには、ツールバーでレイヤーメニューをタップして、レイヤーを引き出し、上下にドラッグします。レイヤーを長押しすると名前が変更できます。

9. スケールと測定値はどのように設定するのですか?

精密モードでは、スケールと測定値を表示、変更、カスタム設定できるので、デッサンが正確に作成できます。スケールを設定するには、設定メニューのペーパーサイズ&スケールで比率を入力します。コンセプトの画面で1つのポイント、ピクセルまたはインチを10、100、または実物の測定値に合わせた大きさに設定すると、測定値がそのスケールに対応します。

測定値を表示するには、右上のヘッドアップディスプレイ(HUD)でオンまたはオフにします。ユニットの長さを長押しして、大きさをカスタム設定すると、特定した値に合わせて線が変わります。線を動かす場合に線の大きさが変わらないようにするには、選択のポップアップ画面で静止に設定します。

アドバイス:設定メニューで設定するスケールはすべて、精密モードの形状ガイドにも適用されますので、寸法が簡単に調整できます。

アドバイス:設定メニューで、スケールの比率に対応したグリッドタイプを選択しましょう。例えば10/100グリッド(10x10の正方形)は、ベースが10の比率(1:10、1:100など)が最適です。16/64のグリッドは、1:32のユニットスケールが最適です。

10. テキストツールはどのように使いますか?

テキストツールはすべての言語に対応しています。ツールホイールの[Aa]ボタンを選択し、画面をタッチしてテキストを入力します。左上のXを押してインターフェースを終え、テキストの大きさ、色など好きなように調整できます。テキストを変更するにはテキストラベルを長押しします。

コンセプトのワークフローの詳細は、YouTubeのチュートリアルで紹介しています。さらに詳しいMediumでの写真入りチュートリアルもご覧ください。また、写真付きのフルカラーマニュアル、役に立つよくあるご質問も合わせてご覧ください。アプリ内でお問い合わせいただいてもけっこうです。楽しいスケッチを!